日本は世界でも有数の「好塩国（一日に12・４㌘）」そして高血圧患者は予備軍を入れると５０００万人。すこしお生活は認知症予防にもなるという最近の知見もあり…だから「すこしお生活」のすすめなのです。☆味付けの工夫として①酸味（酢、柑橘類）、②香味（ネギ、生姜、青じそ、七味など）、③だしの旨味（昆布、鰹節、干し椎茸など）、④油、多油性食品（ごま油、オリーブ油、ごま、ナッツ類）を上手に使う。☆食べる時の工夫①醤油などは「かける」より「つける」。②調味料を食卓に置かない。③食べ過ぎない。大皿盛りではなく、一人分を銘々に出す。④市販の低カロリー、ノンオイルタイプなどの商品に注意。塩分多いものもあり。

　試食会では、野菜くずを使った「だしのかけ算」に一同びっくり。昆布などのだし汁に、野菜くずと鯛のアラなどを加え、ゆっくり時間をかけてアクをとりながらコトコトと炊くと…旨味たっぷりの「かけ算のだし」完成です。製氷器でキューブ状態に凍らせて保存袋で冷凍、便利です。たまにはいかがですか、テマとヒマをかけて。　一日６㌘、一食平均２㌘の「すこしお生活」目標達成はちょっとの工夫から。食事で私たちの体は変わります。食事は大事！学習を受けて、地区や支部、班で試食会などを広げましょう。すこしおでいい年に！